ターボ車の燃費

ターボ車の燃費が悪い理由に、エンジンの圧縮比が低くおさえられている点があります。 圧縮比はトルクと非常に関係しており、圧縮比が下がると爆発の圧力が低下し、トルクも低下してしまいます。 特に低速域でのトルクが少なくなるため、加速を必要とするスタート時などにアクセルペダルの踏み込み量が多くなり燃費が悪化してしまいます。

なぜターボ車の圧縮比をあげられないかというと、ターボ車の場合、ノッキングを非常に起こしやすいためです。 本来、スパークプラグによる点火後に混合気が燃焼室全体に燃え広がるのですが、圧縮比が高いと燃え広がる前に部分的に自然発火してしまいます。 つまりノッキングを起こしてしまうのです。

ターボ車の場合、圧縮比を低く設定していても、既にターボチャージャーから送りこまれた空気は熱を持っているため、ノッキングを起こしやすいのです。 特に回転が高いときにノッキングを起こすと、ターボエンジンは壊れることがあります。 そのために燃焼室を冷却するために、燃焼に必要以上のガソリンを噴射してその気化熱によって冷却します 。 このことがターボ車の燃費が悪くなる原因のひとつです。

ちなみに以前、私の乗っていたターボ車も高回転でノッキングを起こし始め、危うくエンジンを壊す寸前のところまでいってしまった経験があります・・・