タイヤと扁平率

タイヤの低扁平化の理由としては、自動車の運動性能とタイヤ自体の性能向上の両方があります。 クルマが年々高性能になっていくのに対してタイヤも日々進歩し、安全性能や乗り心地も向上しているのです。 F1などを見ていると、タイヤ選択が勝敗を左右する非常に重要な判断となっていることが良く分かります。

タイヤは、路面をグリップしてしっかり走り、曲がり、止まるというクルマの根幹を担う1つです。 低扁平化はサイドウォールの横剛性向上に影響があります。これにより、コーナーなどのハンドリングがダイレクトになります。 低扁平化はコーナーでもタイヤのよじれを小さくして接地面を確保し、グリップ力が高まるのです。

さらにクルマのブレーキの性能向上、すなわちサイズアップが行われており、大径ブレーキを収めるためにホイールも大径化しています。 これらの諸条件から低扁平化が進んでいます。

日本車の多くは扁平率が60%〜65%が多いのですが、 高速走行を行う機会が多い、欧州ではほとんどのクルマのタイヤの扁平率が55%位です。 乗り心地とハンドリングのバランスを考慮しているからと考えられます。。